ダックスフントの特徴・外見・性質・毛の種類
今回はダックスフントを新しく家族にお迎えしたい人に向けて、
ダックスフントの
- 特徴・外見・性質・毛の種類
- 健康管理&健康チェック
などを解説して参ります。
ダックスフントも
犬種によって性格や得意なこと不得意なこと、なりやすい病気など色んな違いがあるので要チェック☆
と言うのもですね、筆者自身がミニチュアダックスフント(ワイヤーダックス)を家族で飼っているのです。
これはもうダックスフントを知らない人に向けてダックスのことを発信しなければ、と相成りました。
実際に飼ってわかったことも沢山あります。
そこらへんも踏まえてダックスフントに関する知識をまとめてみました。
胴長短足、どんくさそうな体型だけど実は猟犬…?。
そんな意外な魅力たっぷりのダックスのことが気になるそこのアナタに贈ります☆
『ダックスフントってどんな犬?』
飼う前に是非その犬種のことをお勉強して、より責任感のある飼い主さんになって下さいね!
ダックスフントの外見と性質、ルーツに隠された誕生秘話とは?
多くの方が知っているダックスフントの特徴といえば、その体型。
胴が長くて足が短い、いわゆる"胴長短足"。
耳はぺろんと垂れたツインテールのような"垂れ耳"。
パッと見てダックスだと一目瞭然の愛くるしい見た目ですよね!
>>ダックスフントに適した運動量と適した散歩の行い方
しかし、ただ愛くるしいだけではなく、このダックスフントならではの外見にはある秘密が隠されているのです。
ダックスフントの生まれたルーツを探ればそれが分かりますよ。
ダックスフントは「アナグマ」を追うために人間によって改良された「狩猟犬」だったのです!
アナグマは地面に長い横穴を掘って暮らす動物のため、普通の体型の犬ではとても捕まえることができませんでした。
そこで、人間はバセットハウンドという狩猟犬を改良し、アナグマ猟に適した胴長短足の犬をつくり出しました…。
こうして生まれたのが独特の体型をした「ダックスフンド」なのです!
長い胴体と短い手足が穴に入って狩りをするのに適している、というわけですね。
最初に生まれたダックスは「スタンダード」と呼ばれる中型犬くらいの大きさでした。
その後、獲物の大きさによってダックスフントの大きさも種類が増えていきます。
今ではダックスフントの大きさは3サイズ!
- スタンダード・・・胸囲約35cm強/体重約9〜12kg
- ミニチュア・・・・胸囲約35cm以下〜/体重約5kg以下
- カニーンヘン・・・胸囲約30cm以下/体重約3.2kg〜3.5kg
このようになっています。
小さいサイズをつくることによってアナグマだけでなくウサギなどの狩猟も可能になったのです。
そうですね〜、今この3サイズの中で一番多く飼われているのは「ミニチュアダックス」なのではないでしょうか?
ダックスフントの胴長短足の理由は狩りをするため…。
見た目からして勇ましそうには見えないけれど、実は意外とワイルドな誕生秘話があったのですね。
ダックスの生まれ故郷である本場ドイツでは、今でも実際に狩猟犬として活躍していますよ。
狩猟犬であったことからダックスフントは…
- 好奇心旺盛
- 活発
- 勇敢
- 頑固
- よく通る声
といった狩猟犬らしい気質の反面で…
- 人懐っこい
- 甘えん坊
- 遊び好き
- 天真爛漫
などの愛らしい一面もあるのです。
狩猟犬だった名残なのか飼い主さんをよく慕うし、触れ合いをとても喜びたくさん遊んでくれます◎
愛情いっぱいに育てて、しっかりとしつけやトレーニングを行った分だけ仲良くなれる犬種…と言えるかもしれませんね。
頭も良いので、しつけやトレーニングをしっかりする必要があります!
>>ダックスフントの運動(散歩)・トレーニング方法
では、筆者も家族にしているミニチュアダックスをピックアップして、その外見の特徴をもう少し詳しく見ていきましょうか。
[ミニチュアダックスフント☆外見のポイント]
@耳・・・
頭の後方についていて、幅があり丸みをおびており下に垂れ下がっている。
A目・・・
瞳の色は多くが暗褐色で「アーモンド形」と言われる楕円形をしている。
B鼻・・・
鼻の色はほとんどが黒色だが、毛色がチョコレート色なら鼻は茶色である。
鼻筋がシュッと通ったマズルの長い犬種。
しかし鼻先には丸みがある。
C口・・・
細長い顎をもっており、特に下顎の力が強い。
上の前歯と下の前歯がハサミのように噛み合う「シザーズ・バイト」というタイプ。
D足・・・
短いけど筋肉質で丈夫である。
いかがでしたか?
ダックスフントについて新しい発見がありましたでしょうか?
しかし、まだまだこんなものではありませんよ!
ダックスフントは「毛質」と「カラー」も実はとっても豊富なのです☆
ダックスフントの毛質やカラーはとっても豊富
ダックスフントをお迎えするポイントとして忘れてはいけないのが「毛質」と「カラー」の種類です。
特に毛質が違うだけでブラッシングなどのお手入れ方法も変わってきます!
では、早速見ていきましょう。
ダックスフントの毛質は3タイプ!
「スムースヘアード」は、なめらかで艶のある短い毛が密集して生えているのが特徴的。
ダックスの中でも締まった体つきをしています。
ブラッシングなどのお手入れも一番簡単と言われていますよ。
だけど、意外と抜け毛が多いことを忘れないで◎
「ロングヘアード」は、耳やしっぽの飾り毛が長く美しいのが特徴的。
その見た目から気品さえ感じられます。
しかし、毛足が長いゆえに毛玉ができやすいので、丁寧なブラッシングが必要とされます!
お手入れには手をかけてあげるべきですね◎
「ワイヤーヘアード」は、他の2タイプとは見た目がガラリと異なります。
眉毛や口髭が長く、まるでダンディな紳士のよう。
毛質はクルクルゴワゴワとした剛毛で、身体の場所によって短い毛と長い毛が生えています。
針金状の毛を美しく保つためには、ワイヤーヘアードならではのトリミングが必要になりますよ◎
そうでない場合は、ロングヘアードと同じようなブラッシングで大丈夫です。
以上です。
このように毛質によって見た目の印象とお手入れ方法が異なるのです!
また、毛質によって性格も若干違ってきます。
どの子が自分の家族に相応しいのか…
こういったところも家族に迎える前によく確認することをオススメします☆
ダックスフントの毛色(カラー)
そして「カラー」ですが、これもまたダックスを見るときの大きなポイントになります。
カラーバリエーションが豊富な犬種なのです!
ダックスの豊富なカラーを大きく分けると3つ…
- 単色
- 2色
- その他
そしてこの中にも色んなカラーが存在します。
「単色」の場合、基本のカラーは明るみのある赤みがかった茶色の「レッド」です。
レッドはダックスフントの代表的なカラーとされてします。
レッドでも色の濃さに個体差がありますが、濃淡違いや色合いによって「ゴールド」「イエロー(クリーム)」「レディッシュイエロー」などが存在します。
「2色」の場合、「ブラック&タン」や「チョコレート&タン」のように2色のカラーが入っているのが基本です。
この「タン」というのは、黄褐色の斑模様のことで、これも2色の特徴なのです。
身体の色のコントラストがハッキリしている子が多く、目の上にマロみたいな模様がある子も2色には多く見られますよ。
「その他」の場合、2色以上の何色ものカラーが混ざり合っているのが特徴です。
そうですねぇ…「ダップル」「ワイルドボア」「プリンドル」「パイポート」「ソリッド」などがそれです。
例えば、一口にダップルと言っても入っているカラーが違えば見た目も全く変わってきますし、その他カラーの子は印象も個性豊かと言えるでしょう。
ダックスフントは…
「大きさ3サイズ」
「毛質3タイプ」
「豊富なカラーバリエーション」
…と実に充実した犬種なのです!
因みに、我が愛犬の場合だと「大きさはミニチュア」「毛質はワイヤーヘアード」「カラーはその他のワイルドボア」、こんな感じです。
同じ犬種のダックスフントを飼っていても全く違う見た目の子がいたりしてとても楽しいですよ◎
特にワイヤーヘアードは日本ではまだあまり知られておらず、初めて見る人からは「何のミックス犬ですか?」とよく聞かれます。
胴長短足なのは変わらなくても、ダックスフントってとっても個性が強くて良いですよね!
これからダックスフントを家族にしようとお考えなら、選ぶ楽しさもしっかり味わえるように色々お勉強してみて下さいね。
アナタのもとにはどんな子が来てくれるのかな?
ダックスフントだから、なりやすい病気もあります
ダックスってすっごく魅力的でしょう?
どの子も本当に可愛くてキュンキュンしちゃいます!
しかし「ただ可愛いから」とか「ぬいぐるみみたいだから」とかそういった理由だけで飼うのならやめて下さい。
犬を飼うということは「命を預かり育てる責任」が絶対条件です!!
飼い主となったらやるべきことはやらなければなりませんよ。
しつけ、トレーニング、お手入れ、ケア、散歩、ご飯のお世話、排便のお世話、ワクチン接種…。
病気になったらその治療費がきちんと払っていけるのか…など、飼い主さんの責任感はとても大切です!
犬種によってなりやすい病気もあり、ダックスは胴長短足な故に「椎間板ヘルニア」になりやすいとされています。
>>愛犬のこんな音は病気の合図?
他の犬に比べてその発症率はとても高く、椎間板ヘルニアになると痛みを伴い、最悪の場合歩けなくなる子もいます。
そうなった時でもその子を愛し、見守り、看病していけますか?
犬との生活を望むならそこまで考えて決めなければなりません。
今回は「ダックスフントってどんな犬?その特徴・外見・性質・毛の種類」という記事を書いてきました。
ダックスについてもっともっと知りたくなってくれたら嬉しいです。
そしてこれを機に、犬を飼うとはどうゆうことなのかをもう一度しっかり考え直す機会にして下さいね◎
日常的にダックスフントにしてあげるべきお手入れ&ケア方法
ダックスフントの健康と安全を守るために必要なことのひとつが「お手入れ」や「ケア」です。
ほら、私たち人間だって爪を伸ばしてると、自分や他人の皮膚を傷つける可能性があるでしょう?
髪の毛を整えないと、清潔感のないボサボサの頭にだってなりますよね。
犬も生きている生命体です!
飼い主さんがお手入れやケアをしてあげることが大切なのです◎
しかし、犬のお手入れやケアは人間とは違っていて特殊です。
使う道具の形状も違えば、犬種や毛のタイプによってもやり方が異なってきます。
我が家ではミニチュアダックスの女の子を飼っています。
毛のタイプはワイヤーです。
そこで、今回は「ダックスフント」に焦点を当ててお手入れやケアについて書いていこうと思います。
アナタは愛犬ダックスちゃんのお手入れやケアがきちんと出来ていますか?
ダックスにはダックスなりの方法があるので、この記事をそれを知るきっかけにしてほしいなと思います。
早速見ていきましょう。
ダックスのお手入れ&ケアグッズ紹介
ちょっとその前に、ダックスの毛の種類についておさらいです。
ダックスには…
- 毛が長くふわふわっとした「ロングヘアード」
- 毛が短くスッキリとした見た目の「スムースヘアード」
- 毛が剛毛でもじゃもじゃした「ワイヤーヘアード」
以上の3タイプが存在しましたよね。
ダックス自体は毛が抜けやすい犬種ではないのですが、3タイプどの毛質にしても汚れや毛の生え変わりのケアは欠かせません。
ただ、毛質の違いでお手入れ方法や使うブラシの種類も若干違ってきますのでご注意を!
アナタの愛犬ダックスちゃんはどのタイプの毛質かな?
そして、
ダックスは垂れ耳なので耳が立っている子よりも「外耳炎」や「中耳炎」になりやすいと言われています。
なので、耳を清潔に保つための耳掃除を丁寧に行ってあげる必要がある…ということになりますよね?
お手入れやケアが必要な理由としてこれも忘れてはいけません……
飼い主さんのこういったお世話する行為が、犬との大切なスキンシップの時間になるのです!
日頃から犬の細部まで触れることでその子の状態がよく分かり、病気などの早期発見にも繋がってきますよ。
では
お手入れやケアの必要性が少しお分かりいただけたところで、どんなグッズが必要なのかを見ていきましょう!
良かったらチェックシートのようにして使ってみて下さいね☆
[ダックスの基本のお手入れ&ケアに必要なグッズ]
@ブラッシングに必要なもの
- スリッカーブラシ(特にロングヘアード・ワイヤーヘアード)
- コーム(特にロングヘアード・ワイヤーヘアード)
- ラバーブラシ(特にスムースヘアード)
Aトリミング(毛のカット)に必要なもの
- 犬用ハサミ
- 犬用スキバサミ
- 犬用バリカン(バリカンの音を嫌がる子には使用しなくてもO.K)
Bシャンプーに必要なもの
- 犬用シャンプー
- 犬用コンディショナー
C爪のお手入れに必要なもの
犬用爪切りハサミ
D歯のケアに必要なもの
- 犬用歯ブラシ
- 犬用歯みがきシート
- 犬用歯磨き粉
E耳のケアに必要なもの
犬用イヤークリーナー
Fその他あると役立つもの
- コットン
- ガーゼ
- ローション
- タオル
- ペット用ウェットティッシュ
などなど、です!
どれもペットショップで入手することが可能です。
こういったものを使って愛犬ダックスちゃんとのスキンシップを深めながら、日常的にボディーチェックをして健康と清潔を管理しましょう!
犬用の服はオシャレだけではない!
上のリストには書いていませんが「犬用の服」も必要に応じて準備すると良いですよ◎
犬用の服は何もオシャレが目的というだけではないのです。
犬用の服を着せることによって毛の抜け落ち予防や、足の短いダックスたちが地面でおなかを汚すのを防いだり、暑い日の照り返しから体を守ってくれる…。
そういった役割もあるのです!
服を選ぶときもダックスの特徴的な体型を理解し、サイズを図った上で購入しましょうね。
胴長短足なので、どんな犬でも着られる服を選ぶと、足が服から脱げやすくなってしまうので気を付けて下さいね。
次の項目ではこれらの道具を使ったお手入れやケアの方法を少しだけ説明してみようと思います◎
ダックスフントの基本的なお手入れ&ケア方法
ダックスフントの特徴から考えた基本的なお手入れとケアを3つピックアップしてご紹介しますね。
ブラッシング方法
最初は「ブラッシング」から。
お手入れ&ケアと一緒にボディーチェックとスキンシップが出来るようになる"スッテプ,1"といったところでしょうか!
ダックスの毛は「ダブルコート」と言って、毛が二重構造になっているのが特徴です◎
外側の長めの毛を「オーバーコート(上毛)」、内側の短めの毛を「アンダーコート(下毛)」といいます。
このダブルコートで水分をはじいたり、お肌を乾燥や病原体から守っているのです。
そして、ブラッシングの際は"ダックスの基本のお手入れ&ケアに必要なグッズ"にも出てきたように、毛質によって使うブラシの種類が異なります。
ロングヘアード
毛が長いので毎日のブラッシングがオススメ。
全身をとかすときは幅の広い「スリッカーブラシ」を。
脇の下やおしり、耳の下などの細かい所や特に毛の長いところは毛玉ができやすいので「コーム」で丁寧に仕上げましょう。
しっぽの毛も「コーム」で整えると、ロングヘアードらしい美しさが際立ちますよ。
スムースヘアード
毛がとても短いので、お手入れも簡単。
ただし、3タイプの毛の中でも抜け毛が多い方なので、抜け毛に注意が必要です。
神経質にやる必要もないのですが、できれば1日に1回がブラッシングの目安になります。
「ラバーブラシ」を使えば、短い毛がツヤツヤに仕上がるのでオススメです。
ワイヤーヘアード
全身の毛はロングヘアードより短めで剛毛なのに、眉毛や口髭がオジサマのように長いのが特徴。
使うブラシはロングヘアードと一緒で「スリッカーブラシ」と「コーム」で大丈夫です。
全体を見て毛の長い部分(口髭や胸毛など)は細かいので「コーム」で丁寧に仕上げましょう。
もじゃもじゃの毛が絡まっていないか注意してみてね。
このように、毛の特徴を考えてブラシを使い分けるようにすれば上手くできますよ!
また、お約束の「ノミ取り」には共通して「コーム」を使うのが良いでしょう◎
下毛のアンダーコートが見えるまで毛を指で持ち上げてノミを探しましょう。
動きの素早いノミを取るためには、こちらも素早くブラッシングするように心がけましょう!
耳掃除方法
次は、垂れ耳のダックスには特に必須となる「耳掃除」です。
垂れ耳は耳の中に湿気がこもりやすいので、雨の多い梅雨の時期なんかは特に耳を痒がります。
また、シャンプーの後にも気を付けて拭いてあげましょう。
ダックスの耳掃除は飼い主さんとしてしっかりマスターすることを強くオススメします!
「耳ダニ」や「外耳炎」「中耳炎」といった耳の病気の予防のために行います。
耳を持ち上げて中をよく見てあげましょう。
「犬用イヤークリーナー」や「軽く湿らせたコットンor布」でケアしていきます。
これらを指先で耳の中に入れるようにして、耳の入口周辺を優しく丁寧に拭きます。
綿棒を使っての耳掃除は、犬の耳を傷つけてしまう可能性があるのでNGです!
※耳掃除をしていて、黒い耳垢が出たり、耳が赤くただれているときは動物病院で診てもらうようにして下さい!!※
歯みがき方法
これも重要な「歯みがき」ですが、慣れていないと飼い主さんでもちょっと怖いですよね。
しかし、歯みがきをしないと犬も歯石が溜まります。
その場合は動物病院で歯石を取ってもらうのですが、これが大変なんです!
我が愛犬も体験しましたが…溜まった歯石を取るには、麻酔をかけての歯石除去をしてもらわないといけないのです。
まさに手術さながら…。
それに麻酔は犬の体にとって大きな負担にもなります。
毎日の歯みがきは日常的なケアとして行っていく必要があるでしょう。
犬の歯みがきは1日1回行います。
「犬用歯ブラシ」や「犬用歯みがきシート」や「犬用歯磨き粉」を使って汚れを落としていきましょう。
代用品として「濡らしたガーゼ」でも大丈夫ですよ◎
指で犬の唇をめくるようにして歯を出させ、素早く磨いていきます!
内側を磨く時は歯ブラシや歯みがきシートで覆った指を口の中に入れて磨いて下さい。
ダックスはマズルが長いので、最初は飼い主さんも磨くのが大変でしょうが、焦らずゆっくり頑張りましょうね☆
虫歯予防のためにも、できる限り一本一本丁寧に磨くのがポイントです。
歯みがきに慣れていない子や、口を空けない子、口周りを触ると嫌がる子、などには歯みがき効果のある「おやつ」や「おもちゃ」を使います。
そうやって少しずつ歯ブラシ等に慣れさせる…といったやり方もありますよ。
歯みがきに抵抗のない子にするためには、子犬時代から口を空けさせるしつけをしっかり行うことが大切です!
こんな感じです。
もちろんこの他にもお手入れやケアをしないといけないところがたくさんあります!
散歩など外から帰ってきたら体をキレイに拭いてあげるとか、目やにが溜まらないように目の周りを拭いてあげたり目薬をさしてあげる…など。
カットやシャンプーや爪切りなどもそうですが、自宅で出来るようなら定期的に行ってあげるのが良いでしょう◎
ただ、カットやシャンプーや爪切りは「トリマーさん」にお任せする、という手段もありますよ。
我が家も月に1〜2回は自宅でシャンプーして、爪が伸びてきたなと思ったらトリマーさんにシャンプーとカットと一緒にお願いしています。
特に爪切りは難関なので恥ずかしながら我が家の人間は誰もできません…。
何故なら、犬の爪の中には血管が通っていて、知識のないままうっかり切ってしまうと流血してしまう恐れがあるからです。
このような専門的なお手入れやケアは"プロにお任せする"という選択肢もあるのでご安心下さいね!
お手入れ&ケアタイムを大切に☆
椎間板ヘルニアの初期症状に気が付けた
犬の健康管理は全て飼い主さんにかかっています。
日常的に出来るお手入れやケアで、犬の健やかな成長をサポートしてあげましょう!
今回は「日常的にダックスにしてあげるべきお手入れ&ケア方法とは?」というタイトルで書いてきました。
犬も猫みたいに自分で毛づくろいしてくれないかしら…なんて思う日もあります。
だけど、手間がかかるからこそ可愛い…それが犬を飼うことの醍醐味なのではないでしょうか?
毎日のお手入れやケアで犬と触れ合っているとそこに愛情が芽生えます。
良いスキンシップになり、飼い主さんと犬のいいコミュニケーションツールになるのです。
また、犬の身体の異常にも気が付きやすくなるため、是非行ってほしいと筆者は思います。
と言うのもですね、我が愛犬は今「椎間板ヘルニア」の初期症状が出ているのです。
この病気はダックスならかなりの高確率でなる病気で、飼う前から覚悟しておくべきもの。
椎間板ヘルニアの初期症状に気が付けたのも毎日のお手入れやケアが良かったのではないか…と感じています。
おかげで早期の治療ができ、今は酷くならずにすんでいますよ。
犬でも何でも動物を家族に迎え入れるということは、責任と覚悟をもって最後の最後までその生命を育て寄り添っていかなければなりません。
お手入れやケアも飼い主さんのやるべき大切なお役目ですよ◎