犬の「ワクチン接種」で防げる病気の種類


犬の「ワクチン接種」で防げる病気の種類についてまとめました。

 

犬を飼うための一番の条件は飼い主さんの責任感と愛だと私は思います。

 

それに含まれる重要事項が「必ず犬にワクチン接種を受けさせる」です!

 

しかし、犬を飼うのが初めての人はワクチン接種の重要性がイマイチよく分からないのではないでしょうか?

 

「ワクチン接種は必要だから何となく受けさせる」とか「よく知らないけど受けさせとけば良いんでしょ?」なんて思っていませんか?

 

このような適当な気持ちでいると『いい加減で無責任な飼い主』になってしまう恐れがあります。

 

犬を飼うのであれば飼い主さんがある程度の知識を持ってきちんと理解していないといけません。

 

ワクチン接種が何故必要とされているのか…。

 

犬を飼う初心者の人も、長く犬との生活を楽しんでいる人も、今一度ワクチン接種について考えてみませんか?

 

 

どうして犬のワクチン接種は必要なの?

何故、犬を飼ったらワクチン接種が必要なのか…。
それは「感染症」を予防するためです!

 

例えば
「狂犬病」はご存知ですか?

 

狂犬病ウイルスを持った動物に噛まれた人間が亡くなった、という事例があるくらい人にとって恐ろしいものです。
そう、このような死に至る感染症などから犬を守ることが自分や家族・周囲にいる人間や他の犬を守ることにも繋がるのです◎

 

因みに狂犬病の予防接種は、生後91日以上の犬には年に1回受けさせること…と法律で定められていますよ!!

 

もし、無責任な飼い主が自分の犬に狂犬病の予防接種を受けさせていなかったら?
もし、その犬が狂犬病にかかってしまったら?
もし、狂犬病にかかったその犬が誰かを噛んでしまったら…?

 

この「もしも」の事態を防ぎ、他人に被害を与えないように努めること。
そして大切な愛犬の命を守り健康に育てること…これが飼い主の責任であり義務なのです。

 

 

法律で義務付けられていなくても受けるべきワクチン接種もあります!

 

そのワクチンは「混合ワクチン」と言い、その組み合わせは約5〜6種類存在します。

 

「5種混合」だと5種類の感染症に対する予防が可能で、そこに予防したい感染症を加えていくごとに「6種混合」や「7種混合」のように数字が増えていきます。

 

このように混合ワクチンは犬にとって最も死亡率の高い感染症をまとめて予防することが可能なのです◎

 

感染症は文字通り「感染」する病気ですから、自分の犬が感染症にならないためにも、他の犬に移さないためにも混合ワクチンが大切なのです!!

 

 

ワクチン接種の時期としては、子犬は生後2〜4ヶ月の間に1ヶ月毎に3回摂取します。

 

ペットショップやブリーダーから受け取った子犬の場合は「何種類のワクチンを何回接種済みなのか」を確認するのが基本ですよ!
それによって次のワクチン接種の時期が決まってきます。

 

 

これが犬を飼ったらワクチン接種を受けさせなければいけない理由です。

 

「狂犬病の予防接種」と「混合ワクチン」で大切な愛犬の健康を守る…飼い主になるということは「命を預かり責任を持って育てる」ということなのです。

 

ワクチンの種類や接種時期については、行きつけの動物病院の先生と相談してプログラムを組むようにしましょうね!

 

さて、ではワクチン接種で防げる主な感染症や病気ってどんなものがあるのでしょうか?

ワクチン接種で防げる主な犬の病気とは

まずは、混合ワクチンで予防すべき病気の種類について書いていきたいと思います。

犬ジステンパー

主な感染経路・・・
犬ジステンパーウイルスに感染した犬の唾液や鼻水、尿など。

 

症状・・・・・・・
発熱、目やに、鼻水、食欲不振、まれに肉球の角質化も。
後に咳などの呼吸器系症状や、嘔吐下痢などの消化器系症状も見られるようになる。
病気の進行に伴いウイルスは脳や脊髄(中枢神経)にまで炎症を起こす。
これによって「ウイルス性脳炎」になり痙攣や震え、麻痺といった症状が現れ最悪なケースに至ることもある。
命が助かったとしても重い後遺症が残るケースも。

犬伝染性肝炎(犬アデノウイルス1型感染症)

 

*主な感染経路・・・
犬アデノウイルス1型に感染した犬の排泄物など。

 

*症状・・・
高熱、吐き気、下痢からはじまり、肝臓の辺りを押すように触ると痛がる。
重症になると虚脱状態になり、場合によっては突然死の可能性ある。
症状の出方や進行具合には幅があるので分かりにくい。

犬伝染性咽頭気管支炎(犬アデノウイルス2型感染症)

*主な感染経路・・・
犬アデノウイルス2型に感染した犬との接触感染、飛沫、経口・経鼻感染など。

 

*症状・・・
発熱、乾いた短い咳をする。
これが重症化すると肺炎を引き起こすこともある。
更に、他のウイルスや細菌と混合感染すると症状は重さを増し、亡くなる率がグッと高くなる。

犬パラインフルエンザ

*主な感染経路・・・
犬パラインフルエンザに感染した犬の咳、くしゃみ、唾液、鼻水、排泄物など。

 

*症状・・・
激しい発作のような咳が出る。
症状は比較的軽めなため死に至るケースは少ないとされている。
しかし、他のウイルスや細菌と複合感染することが多いため、回復後も咳がなかなか治らないことがある。
そういった意味では甘く見ないほうがいい病気と言える。

犬パルボウイルス感染症

*主な感染経路・・・
犬パルボウイルスに感染した犬の排泄物から経口・経鼻感染など。

 

*症状・・・
離乳期以降〜成犬がかかる「腸炎型」。
生後3〜9週の子犬がかかる「心筋型」。
この2種類がある。
「腸炎型」は激しい嘔吐下痢を繰り返し、水溶性の下痢は悪臭を放ち血便になることも。
重症化すると急死してしまう。
「心筋型」は突然の虚脱や呼吸困難が起こり、こちらも重症化することがある。

犬コロナウイルス感染症

*主な感染経路・・・
犬コロナウイルスに感染した犬の排泄物、経口・経鼻感染など。

 

*症状・・・
食欲不振、嘔吐、下痢。
また、犬パルボウイルスと混合感染することがとても多く、その場合の重症化率は高い。

犬レプトスピラ感染症

*主な感染経路・・・
レプトスピラ菌に感染したドブネズミなどの排泄物、それに汚染された水や土壌との接触・経鼻感染。
動物だけでなく人間にも感染する「人獣共通感染症」である。

 

*症状・・・
このレプトスピラ菌には様々な種類が存在し、多くのものは感染しても症状が出ないと言われている。
現れる症状としては「出血型」と「黄疸型」がある。
「出血型」は高熱、嘔吐、血便、結膜の充血、最悪の場合は尿毒症を起こして死亡する。
「黄疸型」は黄疸、嘔吐下痢、その他として出血症状があり「出血型」よりも症状が重くなるため、発症して数日で重症化することも。

 

このような感染症は混合ワクチンを犬に摂取させることで未然に防ぐことができます!

 

混合ワクチンの種類

混合ワクチンの例としては以下の通りです。

5種混合

  1. 犬ジステンパー
  2. 犬伝染性肝炎
  3. 犬伝染性咽頭気管支炎
  4. 犬パラインフルエンザ
  5. 犬パルボウイルス感染症

 

↑5種混合に追加して組み合わせることができる

 

6種混合

犬コロナウイルス感染症

 

7種混合 

犬レプトスピラ感染症(2種類) 

 

8種混合

 

犬コロナウイルス感染症
犬レプトスピラ感染症(2種類)

 

9種混合

 

犬コロナウイルス感染症
犬レプトスピラ感染症(3種類) 

 

 

感染症は大変危険です。
犬だけでなく人への感染をするウイルスもあるのです。

 

それに飼い主さんなら誰だって大切な愛犬が苦しむ姿は見たくないはずです…。
混合ワクチンの接種を強くお願い致します! 

 

獣医さんと犬の状態をよく相談しながら何種にするか決めましょうね◎

犬の「ワクチン接種」で防げる病気の種類まとめ

最後に…「フェラリア症」について書かせて下さい。

 

フェラリア症

「フェラリア」とは寄生虫の一種のことである。
蚊によって感染するため、どこにいても感染リスクは高い。
ただし、予防薬でほぼ100%の確率で予防することが可能!

 

*主な感染経路・・・
フェラリアに感染した犬の血を吸った蚊に刺されることで、フェラリアの幼虫が体内に入る。

 

*症状・・・
体内に入った幼虫が成長して肺に寄生することで、肺、心臓、肝臓、腎臓などに障害が出る。
主に咳、息切れなどの呼吸器系の症状。
重症化すると失神、腹水などが見られるようになる。
フェラリアは大きな寄生虫なので、小型犬が感染した場合は症状が重くなる傾向にある。

 

 

我が家が2代目に飼っていた犬はこのフェラリアが原因で亡くなりました。

 

当時の自分は子供だったとは言え、知識がなかったことを今でも恥じています。

 

 

現在は昔と違って、ペットとの暮らし方についての情報や知識も社会的に増え、動物病院もたくさんできています。

 

 

その分飼い主側の責任もずっと重くなってきているのです!

 

悲しい思いをする飼い主と犬がもっともっと減るように願ってなりません。

 

私もこの辛かった経験を無駄にしないように、今共に暮らしている愛犬を精一杯育てていきます。

 

 

 

今回は「犬の健康を守るための「ワクチン接種」で防げる病気の種類」というタイトルでお届けしてきました。

 

ワクチンによる予防接種の重要性がここを読んでくれているアナタに少しでも伝わればいいなと思っています。
命に小さいも大きいもありません。
その暖かい命をどうか大切に育てて下さい。
>>よく聞いて!愛犬の出すこんな音は病気のサイン!